家事動線やインテリアにも工夫を凝らしたエネルギー自給自足を※1目指す家
-
-
-
1階間取り
-
2階間取り
-
絵画も映えるフォーカルポイント
-
階段下を活用したシューズインクロゼット
-
同系色で統一感を
-
時短を叶えるランドリールーム
-
ホテルライクな洗面空間
-
ホテルライクな洗面空間
-
大容量の収納を用途別に用意
-
大容量の収納を用途別に用意
-
バルコニーを憩いの空間に
-
バルコニーを憩いの空間に
-
フレキシブルに使える洋室
-
太陽光発電からEVへ、EVから家の電源へ変換送電
-
備蓄庫には水や非常食のほか災害グッズも収納
-
つくった電気をためる蓄電池
-
発電状況を把握できるHEMS
-
照明に映えるステップと門袖
-
門袖は外壁と同じオフホワイトに
-
宅配ボックスも白色で統一
-
モールディング風のテレビ台と壁パネル
-
キッチン台もグレージュ色で統一
-
オープン外構で北側玄関も明るく
-
フレンチモダンな奥様の居室
-
ご主人の居室はバリ風な空間に
-
大容量の太陽光パネル、蓄電池、VtoHを搭載し停電時に備える
-
門袖+ステップ+照明で外観にアクセントをプラス
-
工夫次第で希望する家づくりはできる
-
幅2.7メートルのワイドな掃き出し窓
家族構成
2人(ご夫婦)
階層
2階建て
延床面積
130.15㎡
1階面積69.39㎡ 2階面積60.76㎡
主な仕様・設備
太陽光発電7.32kW
蓄電池8.0kWh
快適エアリー
商品タイプ
パルフェbjスタイル(鉄骨系住宅)
災害時にも安心して暮らせる家づくりを
ご結婚を機に、奥様のご実家の近くに家を新築されたセキスイハイムの社員・Mさん。各地で頻発する地震や台風、豪雨による自然災害を踏まえ、災害時にもライフラインを確保して在宅避難できる家づくりを実現されました。
続きを読む
「結婚前は『家を建てるなら切妻屋根の洋館風の建物がいいな』と二人で話していたんです。ただ、2019年の台風で長期間の停電を強いられたこともあり、被災しても電気が使える家づくりに重点を置くことにしました。その結果、屋根をフラットにして大容量かつ効率的に発電できる太陽光パネルを設置。蓄電池、家と電気自動車をつなぐVtoH※2も搭載して万が一の場合に備えています」(ご主人)
一方で、床の大理石調タイルや、モールディング風の壁パネル、シャンデリアなど、室内のしつらえで憧れの洋館スタイルを演出。また、ご夫婦共働きのため、ランドリースペースとウォークインクロゼットを隣接させて家事動線をスムーズにしたり、床にレールや段差のないスライドウォールを採用して掃除しやすくしたりと、家事を効率よく行うための工夫も随所に凝らされています。
※1:すべての電力を賄えるわけではありません。電力会社から電力を購入する必要があります。 ※2:停電時において、電気自動車の電池容量が放電下限値(車種により異なる)またはセキスイハイムが販売するVtoHシステムに設定されている放電下限値のいずれかを下回る場合、宅内に電気を供給すること(放電)や、夜間(太陽光発電システムで発電できない時間帯)EVに充電することができなくなります。また、電力が使える範囲は事前の設計により異なります。同時に使える電力には限りがあります。
大容量の太陽光パネル、蓄電池、VtoH※2を搭載し停電時に備える
災害に強い家づくりにあたり、ご主人は奥様のご両親と一緒に在宅で避難生活を送ることを想定。大容量の太陽光発電と蓄電池、さらにはVtoH※2を採用し、停電時にもご家族全員が安心して暮らせる体制を整えました。「いざという時もテレビやスマホで最新情報を確認でき、冷蔵庫で食品保存もできるので安心です」(ご主人)。また、水害で1階が水没してしまうことも考慮し、非常用の食料品や生活用品は2階の備蓄庫に収納。蓄電池も備蓄庫に配置するなど備えは万全です。
※2:停電時において、電気自動車の電池容量が放電下限値(車種により異なる)またはセキスイハイムが販売するVtoHシステムに設定されている放電下限値のいずれかを下回る場合、宅内に電気を供給すること(放電)や、夜間(太陽光発電システムで発電できない時間帯)EVに充電することができなくなります。また、電力が使える範囲は事前の設計により異なります。同時に使える電力には限りがあります。

大フラット屋根に大容量の太陽光パネルを搭載
門袖+ステップ+照明で外観にアクセントをプラス
オフホワイトの外観はジオマイト外壁の深い彫りが印象的。建物はあえてシンプルにして、門袖やアプローチのステップに視線が集まるように計画しました。「ステップに間接照明、門袖にスポットライトを設置し、夜、帰宅したときに建物が明るくなるようにしました」(ご主人)。また、玄関ポーチの庇までつながる大きめのカーポートを採用。雨の日でも濡れずに車と玄関を行き来できる動線も確保されています。

雨や日差しを避けて車から玄関へ
壁パネルやニッチを造作してフレンチモダンな空間に
大理石調の白いタイルを敷き詰めた17畳のLDKは、奥様のご要望でフレンチモダンをコンセプトにエレガントな趣きに仕上げました。造り付けのテレビ台の背後には、西洋建築のモールディングをイメージした壁パネルを設置。クラシカルなデザインが広い空間にアクセントを添えています。さらに、対面の壁にはスポットライト付きのニッチを2ヶ所に造作。グレージュ色のクロスとも相まって、洗練されたディスプレイが華やかな雰囲気を醸し出します。

スポットライト付きのニッチ

ガラス扉付きのニッチには、奥様がお母様から譲り受けた大切な人形をディスプレイ

工夫次第で希望する家づくりはできる
—— 土地選びのポイントを教えてください。
ご主人 正直、土地探しはかなり苦労しました。というのも、日当たりのいい場所に家を建てたいと思い、道路が南側にある土地、いわゆる「南側道路」を探していたんです。
しかし条件に合う土地がなかなか見つからず、最終的に道路が北側にあるこちらの土地を選びました。理由は2つ。一つは、妻の実家に近く、災害時には我が家で一緒に在宅避難が可能なこと。もう一つは、道路が北側にあっても工夫次第で希望する家づくりができると確信したことです。
後者については、土地の南側が郵便局の駐車場だったので建物がなく、日当たりを確保できることから南にLDKを配置。掃き出し窓を標準よりもワイドなサイズにして、自然光をたっぷり採り込めるようにしました。
一方、北側には水回りを配置し、道路からの視線が気にならないよう窓の数や大きさを最小限にとどめています。外観はシンプルになりましたが、ステップや門袖でアクセントをつけ、明るい雰囲気に仕上げることができました。

幅2.7メートルのワイドな掃き出し窓
奥様「北側道路」というと日当たりが悪い、暗いといったイメージがありましたが、南側にLDKを造ることができたので家の中はいつも明るい印象です。道路に面していないので人目も気にならず、プライバシーを守りやすいのもいいですね。
雨の日の様子も事前にチェック
—— 災害に強い家を実現するため、エネルギー面以外で気を配ったことは??

ご主人 最近はあちこちで水害が起こっているので、ハザードマップを確認し、浸水リスクが低いことを土地選びの大前提としました。雨の日にも候補地に足を運び、雨が降るとどうなるのか周辺の状況も含めてチェックしました。
奥様 備蓄庫と蓄電池を2階に配置して、万が一1階が水没しても2階で生活できるようにしています。また、地震でテレビ台が転倒しないよう造り付けにしました。フレンチモダンな部屋の雰囲気にも合っていて気に入っています。
暮らしのイメージを担当者と共有する
—— 理想の住まいを実現するための秘訣は?

奥様 こんな暮らしがしたいというイメージをハウスメーカーの担当者と共有し、一つひとつ形にしていくことでしょうか。私たちの場合は、家事をラクに片付けてリビングでゆっくり映画を観たい、母から譲り受けた大切な人形を美しく飾りたい、バルコニーでバーベキューを楽しみたいといった要望をすべて叶えることができました。ニッチの高さやサイズなど細かい要望も実現できてとても満足しています。
ご主人 再び土地探しの話になりますが、100%条件に合う土地を見つけるのは至難の技です。そこで、要望と多少違っても選択肢から外さず、デメリットをメリットに変えるようなプランをハウスメーカーに提案してもらうことも一つの方法だと思います。