陽だまりのペントハウス

白を基調とした空間に健やかな陽光が満ちるリビング。 賃貸併用住宅でありながら効率よりも
ゆとりを追求したデザインが、
3階のオーナー様宅にペントハウスのような
趣をつくり出している。
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外観に滲む思想

重厚な構えを見せる玄関には、通りからの視線を遠ざける奥行きを。見上げると、光と開放感にあふれる住まいのあり様が、外観にまで滲み出している。

光と系譜の紋様

節度ある光をたたえてゆったりと広がる玄関ホール。家紋をあしらったアートウォールが、この住まいのアイデンティティをさりげなく演出している。

広がりのデザイン

リビングと緩やかに仕切られた窓辺のダイニング。美しい佇まいを見せながらも周囲に溶け込む白のキッチンが、空間にさらなる広がりをもたらしている。

大邸宅の風景

賃貸部分のボリュームを巧みに吸収しながら、重厚かつリズミカルなフォルムを実現した外観。
一体的でスケール感のある建築が、大邸宅の佇まいを描き出している。

ゆとりの象徴

門扉の先に広がるアプローチが、豊かな奥行きと開放感を感じさせる賃貸側のエントランス。
贅沢な配棟が生み出した敷地の余白が、この住まいのゆとりを象徴している。

DATA

家族構成 ご夫婦、息子、室内犬
敷地面積 484.44㎡
床面積 1階:187.11㎡
2階:192.58㎡
3階:117.27㎡
延床:496.96㎡

DESIGNER

ハイムデザインオフィス デザイナー

関 泰伸

一級建築士 / セキュリティーアドバイザー

先代より地域に根差した賃貸経営をされてきたオーナー様。オーナー様の生活を考えたとき、最上階での明るく開放的な空間にお住まいいただきたいと思いました。配置計画においては敷地に余白を確保することで豊かさを演出し、建物は邸宅感のある佇まいに仕上げることで、ここにお住まいになるご家族の暮らしの象徴となる建築としました。